2011年3月5日土曜日

FreeNASでファイルサーバー構築 1

元々余ったパーツの寄せ集めでファイルサーバーはあったんですが、でかい、うるさい、消費電力高い、でとても常時稼働する気になれませんでした。

常時稼働で静音、低消費電力なファイルサーバーを新規に構築しようと思ったのが発端。


まず最初に考えたのが、既製品の購入。
自作サーバーは自由がきく分、メンテやらはすべて自分でやらないといけないので単純にめんどくさいなーと。
候補にあがったのが、QNAPとDROBO。

・QNAP
良い点
日本ではかなり実績もあり、信頼性は高そう。転送速度も速い。
筐体が壊れてもEXT3や4が読める環境があればデータが吸い出せる。

気になる点
ファイルシステムはEXT3かEXT4でのRAIDO5,6,1+0など。
信頼できないとまでは言わないが、サイレントクラッシュは防げないし、HDが壊れたときのリビルドも何時間もかかる。
あとファイルサーバーというよりNASな製品のため、各種機能満載で自分には必要ない。


・DROBO
良い点
HDの容量、メーカーを気にしなくてもよく、柔軟なRAIDを構築できる。
読み込み時と書き込み時にデータの整合性をチェックするなど、ZFSにもにており安全性は高そう。

気になる点
高い。
遅い。日本ではあまり実績がなく、アメリカでは実績があるらしいので米アマゾンの評価や海外のレビューサイトをみてまわると、低い評価をしてる人は初期不良か転送速度の遅さに不満があるみたい。
筐体が壊れたらまた筐体買えばデータは吸い出せるが、高いのでそうそう何度も買いたくない。


どっちも一長一短でものすごい悩んだけど、メンテの手間さえ惜しまなければ自作ファイルサーバーが一番安上がりな結論に・・・。
ただFreeNASでZFSなファイルサーバーを作るとしたらデータプールに異常が発生したらメールアラートを飛ばす機能や、定期的にscrubかける機能、定期的にスナップショットとる機能は是非欲しいがGUIでは現在実装されてない。
cronでスクリプト書けよって話なんですが、そんな知識はないので何とかその辺解決できるめどが立ったら自作ファイルサーバーにすることに決定。

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