2011年9月15日木曜日

EON ZFS導入時のまとめ? その1

まず、最初にお断りしておきたいのは私がほとんど素人だと言うことです。
たいして詳しくありません。なのでこういうやり方をしている人がいる、という程度でお願いします。
鵜呑みにしないでください。間違っている可能性があります。


EONはOpenSolarisからファイルサーバーに不要な物を削っただけで基本的にOpenSolarisと同じ、という紹介をよくされています。
たしかに間違ってはいませんが色々OpenSolarisとは違うところがあるのでなかなか簡単にはいきません。
以下、私が気がついたEONの独自仕様部分。

まずFreeNASもそうですが、USBメモリにインストールすることを前提に作られているのでUSBメモリへのアクセスを極力減らすために起動時メインメモリの一部をRAMDiskとして確保し、そこにデータを展開して以後RAMDisk上で動作します。
なので設定ファイルなどを書き換えてもUSBメモリ内のデータは書き換わっていないので再起動すると元に戻ります。
変更をUSBメモリ内のデータに反映させるスクリプトが用意されており、それを実行することによって始めて再起動後も変更が保持されるようになる。
ただし、すべての変更を保存するわけではなく保存するフォルダや、ファイルを設定ファイルで持っており(/mnt/eon0/.backup)、その設定ファイルに記載されていない場所での変更はやっぱり消える。

フォルダ構造なども少々変わっており起動時に実行するコマンドリストをファイルで持っており(/mnt/eon0/.exec)、そこでシンボリックリンクなどをあれこれ作っている。

.backupと.execのファイルはEONにあれこれ機能を追加するときにいじる必要があります。

インストールの仕方は公式にも書いてありますがかなり不親切です。
インストールCDから起動してコマンドラインから
install.sh
インストールが終わったらCDを抜いて再起動して
setup
その後 setup の内容をUSBメモリに反映させるために
updimg.sh

という感じで書かれていますが私は全くこの通り行きませんでした。
まず install.sh setup まではいいんですが updmg.sh がまるでうまくいきません。

そもそも updimg.sh を実行する、みたいに書かれてますが厳密には間違っています。
ただしくは
updimg.sh /mnt/eon0/boot/x86.eon
です。
そしてこれを実行すると私はエラーでまくりでした。
まず そんなファイルない といわれ、再インストールとかあれこれやっていたら次に パーミッションがないから無理 とかいわれました。

で、これらの原因ですが、私の独断で言うと、すべてインストールに失敗しています。成功させるためにはUSBメモリを違う物にする、です。

私も最初は信じられませんでしたが海外のフォーラムとかをあちこちチェックしていたら同じような症状の人がいてUSBメモリを交換したらすんなりいった。と報告されており、半信半疑で私も違うUSBメモリを用意したらすんなりいきました。
原因は分かりませんが最初の3ステップでいきなりこけた人はまずUSBメモリを交換してみると幸せになれるかもしれません。

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